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投資信託の売り時の決め方

投資信託を始めとした金融商品は購入したら必ず売却して損益を確定するものです。

では投資信託の「売るべき時」はどのように決めたらいいのでしょうか?
大きく損が出た時?大きく利益が出た時?実はそういう決め方だと危険です。

今回は売り時の決め方というテーマで執筆していきまます。

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投資信託の性質


まず、投資信託をなぜ売るのか?ということを考えていきます。

投資信託は購入し、売却することによってはじめて利益を得ます。

ここで投資信託とはどういう性質の商品なのかということに立ち返ってください。

投資信託は「運用のプロに資産を信託して運用を任せる」のが魅力です。

投資信託に組み込まれている株や債券などをファンドマネージャーが経済情勢などを加味しながら売買します。

したがって投資信託の購入者はなにもしなくてもファンドマネージャーが有望と思われる銘柄を保有することができます。

ファンドマネージャーが売買するので投資信託自体を売買しなくてもいいわけです。

ではいつ投資信託を売却して利益を得ればいいのでしょうか?

[caption id="attachment_152" align="alignnone" width="250"]投資信託はプロに運用を任せれる 投資信託はプロに運用を任せれる[/caption]

投資信託の売り時とは?


投資信託の売り時とは、、、「お金が必要になった時」です

お金がかかるイベントというのはたくさんあります。

結婚式、子供の受験、家の購入などお金が必要になった時必要な分だけ売却すればいいのです。

このような結論を出すと「お金が必要になった時リーマン・ショックなどで投資信託が値下がりしていたら嫌です」と言われてしまいそうです。ここで投資の基本に戻りたいと思います。

投資はしばらく使わないお金で行うのが基本です。あと数年程度でまとまったお金が必要になるなと思ったら基準価格が過去の価格から高い時を見計らって売却し、国債や定期預金などに買えておけばいいのです。

一ヶ月二ヶ月では上手に売るのは厳しいですが、数年の間にというのでは大丈夫です。

もちろん「最高値の時に売却する!!」と考えるのは☓。

投資信託は元本割れのリスクが必ずありますので安全性を加味した上で売却することが大事です。

一度に売却するのがなかなか厳しいのであれば複数回にわけて売ってもいいわけです。

[caption id="attachment_153" align="alignnone" width="300"]投資信託には波がある 投資信託には波がある[/caption]

 

お金が必要になる時まで投資信託を保有するワケ


「投資信託を整理したい」「ポートフォリオを調整したい」などの理由で他の投資信託に乗り換えることも有効なことではあります。

しかし一方で今のところお金を使う予定はないけど投資信託を売却したいという人に目的をヒアリングすると「今、好調だから利益確定したい」という人がとても多いです。

では「売って利益を得たらそのお金はどこにいきますか?」と聞くと大体「別の投資信託を検討する」という返答があります。

そのような方は投資信託の手数料(購入手数料、解約手数料などなど)が如何に大きいか考えていないのだと思います。

売却してまたすぐになにかに投資するのであれは売却せずに投資信託を保有していたほうがコストは少ないわけです。

運用が好調なのであればコストをかけてまで売却する必要性はありません。

まめに売り買いすると「儲けた」と思い楽しいのですが、そういった売買は投資信託でやるべきではなく個別株や先物、FXなどで味わうほうが売買の手軽さや手数料の安さなどを考えると向いています。

素晴らしい投資信託は長期に資産を増やしてくれるわけです投資信託の名の通り「資産を投げて、信じて託す」という考えて長く付き合うことをおすすめします。

[caption id="attachment_95" align="alignnone" width="275"]資産運用は長期投資が基本です。 資産運用は長期投資が基本です。[/caption]


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